
2011年8月18日
米国Arizona Capacitors,Inc.のオイル・コンデンサーを日本国内で販売開始
スペック株式会社は、米国フィルムコンデンサーメーカーArizona Capacitors,Inc.のオイル・コンデンサーの日本国内における販売を開始しました。Arizona Capacitors,Inc.は、主に米国航空宇宙産業、軍需産業、医療、エネルギー産業、運輸業等の業務用分野にコンデンサーを製造してきました。スペック株式会社はArizona Capacitors,Inc.の日本における正規販売代理店として、その優れた信頼性と高品質を誇るコンデンサーの販売だけでなく、各企業様のカスタムオーダーによるコンデンサーの開発のご相談もお受け致します。
今回国内発売するArizona Capacitors,Inc.のType “C50309”はスペック株式会社のカスタムオーダーにより、主にオーディオ用として新たに開発されたものです。Arizona Capacitors,Inc.は、もともと真空管アンプファンの間でその音質の良さで知られたWest Capのオイル・コンデンサーを製造していましたが、Type “C50309”はWest Capの1967年製、0.47μF / 600VDC、CPV09を復刻し、さらにこれを凌駕することを目標としました。
Type “C50309”は、誘電体に古くから音質に定評のある、良質なクラフトペーパーとマイラーフィルムをラミネートしたものを使用し、これに純度が高く安全性の高いオイルを充填しています。ケースは錫メッキが施された真鍮製、両端をガラスで封印された業務用オイルコンの定番であるハーメチック・シール(気密構造)で、高い信頼性を確保しました。リード線はOFC、表面は錫60%、鉛40%のハンダコートが施されており、ハンダ付けの信頼性にも配慮しています。なおオイルにはPCB等の有害物質は一切含まれておりません。
Type “C50309”の音質面の特長としては中低域の厚さに高域の抜けが同居、ヴィンテージ物の陰影感あふれる音色に現代的なスピード感と広帯域感を併せ持ち、ナチュラルでリアルなサウンドを得ています。特に真空管アンプのカップリング等の信号回路やスピーカーネットワークに最適です。